2016年3月13日日曜日

トランジスタ[2SC1815Y]でリレー[945H-1C-5D]を動かす。

2SCとは、NPN型の高周波用である事を示しています。
高周波 低周波
PNP型 2SA 2SB
NPN型 2SC 2SD
今回はNPN型トランジスタ[2SC1815Y]を使用してリレー[945H-1C-5D]を動かします。
資料を見てみるとリレー[945H-1C-5D]の定格電流[Nominal Current]は40mAと書いてあるので、30mAくらいで使おうと思います。 Arduinoでこのリレーを直接動かしたら、Arduinoが壊れる可能性があります。
リレー[945H-1C-5D]を30mAで動かすので、トランジスタ[2SC1815Y]のコレクタ電流[IC]は30mA。
下のグラフからベース・エミッタ間飽和電圧[VBE]は0.8V、今回電源は5Vを使用しているので電圧降下分0.8Vを引いて4.2V。
直流電流増幅率hFEは120、30mAを120で割るとベースで必要な電流0.25mAが求められる。
温度で直流電流増幅率hFEが変わるので実際の使用環境も考えたほうが良い。
オームの法則より
電圧(V)=抵抗(R)✕電流(I)
4.2V = R X 0.25mA
R = 16.8k
16.8kの抵抗はないので近い18kの抵抗を使います。

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